高校野球~夏の甲子園~ 球数のもたらす影響 十日目

夏の高校野球。ここ二日、仕事でばたばたして殆ど観戦出来ませんでした(普段もながら観戦ですが)が、気が付けばベスト8が出そろう段階で、前評判通りの学校が勝ち進んでいますね。

そんな中、タカギ的にイチ押しの三本松高校が快進撃です。田舎(失礼)の公立校、久々の甲子園、選手は皆地元の子、地元は熱烈・・・とにかく全てがタカギ好み。こういうチームが大型チームに立ち向かう様は本当に痺れます。

そんな三本松高校、今日の相手は二松学舎大学付属。松の本数では一本勝ってますが、何となく二松学舎大学の方が戦力的に勝っている印象があり、どこまで善戦できるかな・・・と思いながら注目してたのが正直なところ。

ところが、予想に反して三本松高校が粘る二松学舎大学を振り切り見事な勝利を飾りました。三本松高校は校名から連想するどこか長閑の印象とは裏腹に、チームスローガンは「アルティメットクラッシュ(徹底的に叩き潰す)」とかなり攻撃的。この試合も相手を上回る13安打で、看板に偽り無しな戦いぶりでした。しかし相手も11安打で三本松と遜色ない安打数。三本松高校の方が、効果的にランナーを返し、二松学舎大学は残塁が多かったからなんでしょうが、相手打線を翻弄した佐藤君の球数の少ないピッチングは見事でしたね。11安打されながらも球数が少ない、見事な「打たせて取る投球」。強豪相手にこのようなピッチングをしていたら、リズムよく守備も出来、常に流れが自分達にある・・・そんな有利な心境で試合を進める事が出来たのでは無いでしょうか。四死球は二つありましたが、四つの併殺などで崩れることなく後続を打ち取る事で二桁被安打の影響を最小限に抑えていましたね。ここに無駄な四死球が絡んでいたら11安打されている事もあり大量失点に繋がっていたと思います。

そんな効率良い見事な投球術もさる事ながら、攻撃陣も相手を上回る5つの犠打が終盤効果的に機能して勝利に結びつきました。もしかしたら、ラッキー要素の多いジャイアントキリングのように世間に見受けられているのかもしれませんが三本松高校が勝つべくして勝っている事が伺えますね。

「アルティメットクラッシュ(徹底的に叩き潰す)」というスローガンから強力打線をイメージしてしまいますが、小技も絡めて知らず知らずのうちに自分たちのペースに持ち込みじわじわと叩き潰す・・・なかなかしたたかで手堅い三本松高校ですが、次戦の相手は同じく東京代表のの東海大菅生。東海大菅生が敵討ちを果たすのか、練習試合では早実に完封勝ちもしている東京キラーの三本松のアルティメットクラッシュがどう立ち向かうのか、個人的にこの大会で最も見ごたえのある試合になるのではないかと期待しています。

両チームとも頑張って下さい!!

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