高校野球~夏の甲子園~ 公立校が力を備え続ける事の難しさ 七日目

夏の甲子園も今日で大会第七日目。3試合目の青森山田高校で全ての代表が試合をした事になりますね。

今日、注目していたのは第二試合の高岡商。出場回数は夏だけで18回目、富山県の強豪です。

ただ、コンスタントに甲子園に出場する力はあるけれども、甲子園で勝ち上がる力は無いのかな・・・という印象で、実際に過去の成績を調べてみると春夏23回の出場で初戦突破は8回のみ、2勝目を上げた事はいまだないようです。

そんな高岡商業に何故注目したかというと、直近の2回の出場で、敗れはしたものの非常に印象に残る試合をしていたから。

今年の選抜では盛岡大付属を、2年前の夏は現楽天のオコエのいる関東一高を見事な粘りで追い詰め、いずれの試合も「高岡商負けて尚強し」と思わせる戦いぶりで甲子園を沸かし、特に一昨年の関東一高戦は1イニング7失点の後すぐに7得点で食らい付き、その後も二度追いつくという、噛み付いたら話さない闘犬のような試合運び・・・最後に力尽きはしましたが優勝候補を大いに慌てさせる底知れぬパワーは強烈でした。

何となく安全パイな印象(失礼かもしれませんが)もあった高岡商業が、突如として強豪私立を脅かす存在に生まれ変わった・・・・そんな気がして、今回の出場も秘かに期待した訳ですが、残念ながら東海大菅生に大敗、甲子園を去る事になってしまいました。

3回連続で甲子園では強豪私立との対戦、今回もやってくれるだろうと思っていましたが、日大三、早稲田実を破った相手打線は強烈で、恐らく過去2回の甲子園で手ごたえを掴み、歴史を塗り替えようと挑んだ高岡商としては非常に悔いが残る敗戦だったのではないかと思いました。

高岡商のように選手も地元の子が基本という環境で、常に甲子園出場を狙える力を備えている事は本当に素晴らしい事だと思いますが、1年ごとに選手が入れ代わる学生野球に於いて、甲子園で勝ち上がる力を備え続けるという事は想像以上に困難である事を思い知らされました。

恐らく近いうちにまた甲子園に戻ってくるだろう高岡商業、今回の敗戦を糧に、次は更なる覚醒で甲子園を沸かしてくれる事を大いに期待しています。

 

 

 

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